エージェント竹

ノッキン・オン・ヘブンズ・ドアのエージェント竹のネタバレレビュー・内容・結末

5.0

このレビューはネタバレを含みます

Filmarksのイベントでリバイバルやってたので劇場で観賞。まさかこれが映画館で観れるとは。

いやこの映画やばいわ。今まで観てきた映画でトップ10余裕で入る。ストーリー、2人のキャラ、2人の周りを囲む奴らのキャラ、音楽、何もかもが良すぎた。ほんまによかった。映画館で観れてマジでよかった。

脳腫瘍と骨肉腫末期、それぞれの病に伏し余命数日レベルの2人が「天国では海について語るらしいから観に行ってみよや!」とドイツからオランダの海岸目指していくロードムービー。ただホンワカロードムービーではなく、数日で死ぬというある意味無敵状態の2人が強盗したり車盗んだりとハチャメチャしまくるからおもろい。

2人がギャングのベンツを盗んでまうところから群像劇チックな展開が始まる。あのアホギャング2人、パルプフィクションのサミュエルLジャクソンとトラボルタのしょぼい版に見えてそれだけで笑けたw

死ぬまでに叶えたい夢をしっかり叶えてから最後になるのもええよな。泣かしてくる。お母さんにエルビスが乗ってたのと同じキャデラックをプレゼントするのと、女を2人抱く。これをきちんと遂げてからギャングに捕まる。そしてこれで終わりかと思いきやまさかのギャングのボスがめちゃくちゃ粋なやつ。海を見てこい。それでオランダの爆風の海岸に行って、夕陽を見て終わり、、かと思いきやめっちゃ曇り!けどそこで力尽きる。ほんまに最高の終わり方やし、そこまでのストーリーも最高やった。終始クスクス笑えて、んでもって死を扱うところは丁寧になってしっかりジーンとさせてくる。音楽もいいし、あー好き過ぎるわこれ。Blu-ray買います。