鍋山和弥

カナリアの鍋山和弥のネタバレレビュー・内容・結末

カナリア(2004年製作の映画)
5.0

このレビューはネタバレを含みます

テロ事件を起こした、新興宗教団体、『ニルバーナ』。この設定は、『地下鉄サリン事件』を起こした、『オウム真理教』に近い。新興宗教団体の、マインドコントロール。子供の頃からされてると、こうなるのか・・・・。やはり、マインドコントロールは怖い。子供の頃からとなると、親が、子供を説教する代わりに、新興宗教団体から、教えを叩き込まれる。この作品の中の、やり方だと、最早、虐待。物語の最後の方だと、元信者達も、『夢から覚めた』って感じで、働いてる。辛い現実の中だと、尚更、マインドコントロールに、引っ掛かりやすいという・・・・。逆に言うと、辛い現実が、新興宗教団体を、生み出してるとも言える。でも、新興宗教団体も、『教え』と言う、礼儀を、叩き込まれる。『宗教の教え』と、『社会人マナー』の差とは?結局、新興宗教団体も、社会と切り離されてるだけで、『別の現実』ってこと。そこに、夢など、ありはしない。叩き込まれてる、礼儀の差は、単純に、カルチャーショックなだけ。礼儀なんて下らない。そこに、人の心など無い。『教え』を聞き、従うだけ。礼儀なんて、それだけ。人間なんて、わがままな物。それが、人間の本質。『社会』とか、『宗教』ではなく、好きなことをする。人間、それで、いいんじゃないか?皆さん、新興宗教団体に、騙されないように♪社会的常識じゃないだけで、結局、『礼儀』。社会と変わりませんよ。日本人は、働き過ぎだし、マジメ過ぎる。それが、新興宗教団体に、騙される原因の、1つ。趣味を持って、『余暇』って考え方をしましょ♪夢は、趣味の中で♪
鍋山和弥

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