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宮城野のtheocatsのレビュー・感想・評価

宮城野(2008年製作の映画)
1.2
写楽という浮世絵師の謎を描いた平板静謐

なミステリーサスペンス。

和の伝統芸能から連なるある種の戯曲的様式美が貫かれているのだろうが、その魅力を感じ取ることは残念ながら出来なかった。

結局、演劇や舞台における凝り固まった〝型”が優先され、時代劇にしては珍しいミステリーは御座なりになってしまった印象。

要は和の伝統芸能にも戯曲にもなじみが薄い人間にとっては酷く退屈であくびが出る作品だったということ。

1.2の一つ星

※鑑賞したのはディレクターズカット版
002104
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