ピンフまんがん

好奇心のピンフまんがんのレビュー・感想・評価

好奇心(1971年製作の映画)
3.7
これはフランスの、いわゆるヌーヴェルヴァーグ時代の作品でしょうか。監督さんご本人の自伝もあってか、本格的に脚本もやり始めて生涯思い入れの強い作品でもあったようです。まあ青春映画でしょうがいろいろ時代背景が面白いですね。今ではこんなシーン大丈夫かな?ってのもいくつかあったので、ある意味この時代でなきゃ味わえないのもあります。時代は50年代のインドシナ交戦時代のおはなしです。まあ普通に面白かったですね。てかお母さん、あれは正直セクシーすぎるでしょうよ!?( ^ω^ )
思うにこの時代、こういうねじ曲がったというかアブノーマルの愛の形を表すような名作映画が多いですね。やはり70年代って、戦後の新しいサブカルチャーを生み出そうと世界中の若者が殻を破ろうと考えていたような時代だったんだなと思います。
ところで、みんなバスローブに着替えていて、順番にお手伝いさんに放水シャワーをかけてもらうシーン、あれって何だったんでしょうか?あちらの文化が理解できないとわからない。。。