このレビューはネタバレを含みます
ホラーもグロテスクも苦手だが、時間も短いし怖いもの見たさで鑑賞。
主人公の博士が何故「ムカデ人間」を作りたかったのか、また監督が何故こんな映画を作ったのか、全く理解不能。
手術シーン等のリアリティに、何箇所も目を背けてしまった。
最後まで脱出しようと試みた3人だが、やはり力尽きてしまう。
このような人間の尊厳を奪われた状況では、死を選びたくなるのはわかる。先頭の日本人男性は自死したが、それは彼がまだ口と手の自由を奪われていなかったから可能だったのだ。
後の二人の女性は、自分ではどうすることもできない。
時間を返せという後悔もある反面、「2」も観たいと思ってしまう自分が怖い。