キャサリン・ヘプバーンとハンフリー・ボガード。スター俳優二枚看板を擁したロマンティック・アドベンチャー。
コンゴのエキゾチックな密林の風景と最終盤までこの2人のスターのやりとりだけで勝負した作りは、まさにスター俳優の神通力に全面の信頼をおいた時代の、往年のスタジオ映画かな。
『マルタの鷹』『黄金』を撮ったジョン・ヒューストンらしからぬ、ド王道な展開。
ボガードやヘプバーンに特に思い入れがない自分はイマイチのれず。道中色々な試練は用意されているが如何せん2人しか出てこないのでどうにも単調、冗長に感じた。