Pinch

ワン・プラス・ワンのPinchのレビュー・感想・評価

ワン・プラス・ワン(1968年製作の映画)
2.8
解釈1:1968年という変革の時代に、学生運動やロック音楽などを通して若い世代が虚偽と欺瞞を暴き、意義ある新たな政治行動が確立されつつある。問題は山積し、全てが混沌の最中だが、歴史は微かな光明を手がかりに弁証法的に良い方向に進むに違いない!

解釈2:暴力の上に成り立つ政治行動、観念的理想によって政治を変えられると信じる闇雲な行動主義は、要らぬ混乱を招き、傷を深めるのみ。その陰で笑う者は誰か? 歴史の陰に潜む悪魔の罠に落ちてはならない!

提言1:無意味で小難しいのがカッコいいにもほどがあるだろ、アンヌ。バルタザールがあの世で泣いているぞ!

提言2:馬鹿どもは一掃すりゃいいんじゃね?

提言3:『悪魔との共鳴』の全ては、キースのあのシンプルで暴力的なギターソロに凝縮されている。そのさまを省くとは何たる不見識!

提言4:もっとさあ、違うやり方があるんじゃないの?

糾弾1:おお、ブライアンよ! 涙が止まらない!

糾弾2:あなたにはもううんざり! 今すぐに別れるわ!
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