このレビューはネタバレを含みます
すごく辛くて所々涙ぐんでしまった。
取り戻せないものをどうにかして、せめて断片だけでも取り戻そうと奔走してしまう。そうしてしまう気持ちみたいなものが見てて辛かったです。
なんかすごい見てて辛かったな…。
結局オスカーが望んだものは手に入らず、鍵は関係のない人のものだった。この結末が本当に好きです。大人でも子供でも向かってくる現実は容赦ない。大切なものを失って、取り戻そうとしても、それはやっぱり本当の意味で意味がないみたいな…。何言ってんだって感じだけど。
でもそういう風に望んで、想像して、探しちゃうのが人間の性なのかなとも思いました。
こんなに涙を溜めながら映画を観たのは初めてのことでした。でもなんか絶対に泣きたくないとも思ったんだよな…。
優しさと辛さが同時にある映画だと思います。
見てよかった。