びびし

フランケンシュタインの怪獣 サンダ対ガイラのびびしのネタバレレビュー・内容・結末

3.9

このレビューはネタバレを含みます

ブロンドキューティクルがサンダ、緑色がガイラ、

1966年、東宝の特撮が最もイケイケだった頃の傑作、この頃の「ゴジラ」は子供向けにシフトしていたのでここへ来ての大人に向けた特撮と言う趣、デザインがもう子供向けではない、

本多監督の「ホントはこんなんが撮りたいんじゃ」が見て取れる、生き生きしている、

伊福部サウンドはなんか「ゴジラ」っぽい曲だった、自衛隊の曲も「ゴジラ」っぽい、良いのだけどもっとオリジナルな曲を聞きたかった、

ガイラは登場時からヒール感が凄く、船は沈没、人は食べるわ、傍若無人ぶりを発揮、コレはゴジラと違うものが観れると思わせておいてその後の自衛隊バトル...いつものやつじゃん、自衛隊が撃つ、サンダが食らう、その繰り返しの(長い)いつもの展開、まあサンダの戦車一台一民家破壊ナイスピッチングは良かった、

序盤ホラーテイスト、中盤怪獣対自衛隊、終盤怪獣対怪獣と言う構成、序盤が良かっただけに尻すぼみだった、

博士とアケミが軽装で登山したり危険な林道(アケミ肩出し)に行ったりと山をナメている、実際滑落しているし、許せん、

怪獣を捕まえて飼育しようとする件、それだけでもあり得ないが、「日本で飼えなかったらカナダとか土地が余ってるからそこで飼えば」みたいな事を言う、そんな勝手な話有る?

いつもながら突っ込み所多数だが総じて面白い作品だった、びっくりするぐらい唐突に終わるが、
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