フランケンシュタインの怪獣 サンダ対ガイラの作品情報・感想・評価

「フランケンシュタインの怪獣 サンダ対ガイラ」に投稿された感想・評価

NORIDAR

NORIDARの感想・評価

3.4

このレビューはネタバレを含みます

東宝フランケンシュタインシリーズ2作目。

前作で死んだと思われたフランケンシュタインが突如海から現れ日本は大混乱。
決して人間を襲わないと信じる育ての親スチュワートとアケミは事件を調査、そして以前育てたフランケンシュタインは山にいる事が分かる。そして海の怪物は新たなフランケンシュタインとして現れたのだった。
山の怪物をサンダ、海の怪物をガイラと名付け2つの怪物を研究した結果、サンダとガイラは同じ細胞である事が分かり、防衛省は2つの怪物の抹殺を決定するが…。

ビジュアルは恐ろしいフランケンシュタインではあるが前作のホラーテイストから一変怪獣映画に振り切った内容で、ご存知メーサー登場など東宝らしい作品に仕上がっている。

ただ他の怪獣作品と大きく違うのはゆっくりと動く怪獣とは違い2体揃って俊敏な動きを繰り出す為都内での戦闘シーンは結構激しめ。
また人間的な動きも多く、建物に寄りかかったりする所も今作ならでは。

親子でもなく兄弟でもない2人の怪物が会話なく意思疎通を交わす過程は何処か切なく、共に海底火山に飲み込まれ散っていく終わりは考えさせられる。



ビアガーデンで歌うシンガーを襲うシーンが印象的。というか曲がめちゃんこかっこいいから音源欲しい…
【録画視聴】
前作があることを知らずこちらから見てしまった。

人間を容赦なく襲うガイラが残虐で恐ろしくも魅力的で良いね。序盤の大ダコが出てくるシーンも迫力満点で素晴らしかった。

終わり方が強引だったこと以外は楽しめたかな。
子供の頃のトラウマ特撮映画!
ビデオ屋でパッケージ見ただけでめちゃくちゃ怖かった。頭の中でこいつらはいったい何者なのかよく想像したのを覚えてる。

改めて観ても、やっぱり怖かった。
なんせこいつら、この図体で全速力で走ってくるのである。全力ダッシュで寄ってきて、そのまま人間を掴んで喰っちまうのである。
ビルの窓から覗くガイラ……絶叫しながら喰われる女性……怖すぎだろ!
もちろん進撃の巨人の元ネタであるのは言うまでも無い。
東宝特撮でおなじみのメーサー戦車もこの映画が初出らしい。
かませ兵器の印象が強いが、初登場だけに大活躍している。


余談。
特撮映画を観ていると、よっぽどのことがない限り「本物」に見えるのだが、これは子供の頃からずっと観続けているから脳ミソが勝手に補正してくれているのだろうか?
とにかく、この映画も特撮が素晴らしい。本物にしか見えない。
もー

もーの感想・評価

3.3

サンダ、ガイラ共に良い味の動きだった。
特にサンダの優しい行動とか、ガイラが光から逃げる動きは人間味を感じた。
これが特撮の良いところ。

戦車の砲撃シーンは実施とミニチュアと上手く切り替わっていて楽しかった。

サンダは良いやつ!!!!
KUBO

KUBOの感想・評価

4.5
最初の大ダコでもう怖い。ガイラが現れて「シャー!」って言ったところで超怖い。

実は私、幼児の頃に親に連れられて劇場で見て、トラウマになるほど怖かったのを覚えている。

おー、海上保安庁の隊員に古谷敏がいる!
佐原健二と西条康彦も出てるから「マン」と「Q」の共演だ!

前作の回想シーンの中で「フランケンシュタイン」なるものが毛むくじゃらの猿のような姿に変わっているが、どうやら前作でバラゴンと戦ったフランケンシュタインが「サンダ」ということに設定が変更されたみたいだ。

(海外版ではそもそもサンダもガイラもフランケンシュタインではなく「ガルガンチュラ」という謎の類人猿ということになっているらしい。)

海面下のガイラ、怖っ! 特撮陣の工夫が感じられるアングルだなぁ。

うおー、旧羽田空港を闊歩するガイラ! このシーン、好きだ〜。このシーンは日本特撮映画史上最高のシーンのひとつだよな〜。ほんと夢にまで見そうなリアルさ! 今考えれば、これも「進撃の巨人」的ビジュアルだ。

女性シンガーがガイラにつかまれるところなんか、完全に「キングコング」へのオマージュ。

出た、メーサー光線砲!(作品内では「殺人光線」、予告編のテロップでは「メーザー光線砲」と呼ばれてた!) だいたいメーサー砲ってケーブルで電力を引いてるってことは「ヤシマ作戦」じゃないか! へ〜。

ここまで「怪獣VS自衛隊」の戦いを丁寧に描いている作品は珍しいんじゃないだろうか? 見れば見るほど「エヴァ」や「シン・ゴジラ」にその血脈が流れていることが実感できるし、本作がいかに庵野秀明らに影響を与えたかもわかる。

夜の丸の内に現れるガイラもいいなぁ。

最後は火山ってのは「ラドン」といっしょで唐突なのは否めないが、怪獣映画史上に輝く傑作中の傑作!

以上、怪獣オタクのひとり言、終わり(^^)
水野久美の化粧が濃くなってきてる。メーサー砲とか新兵器が良いアクセント。フランケンシュタインであるのだが怪獣らしくなってるので素直に怪獣映画として楽しめる。
本田猪四郎&円谷英二の東宝特撮怪獣映画最高傑作❗スケール、デザイン、キャラクターといろいろあるが、その最大の魅力は怖さ。海に投げ出された船員たちを追いかけすくいとり食べる恐怖。
空港でひとりの女性をつかみ上げて食べ服だけ吐き出す戦慄。
クライマックスでのサンダ、ガイラ、自衛隊の三つどもえのバトル。リアル過ぎて恐ろしい。でも素晴らしい。
キシャアー!!(サンダ、ガイラの鳴き声)
怪獣プロレスが前作よりも躍動感溢れる表現になっている

また大型の巨人が全力疾走で迫ってきて人を手掴みで食べる描写は、なかなか他では見られない捕食者としての恐怖を煽る表現となっている
2010年12月4日、池袋・新文芸坐で鑑賞。(『獣人雪男』と2本立て) 

『獣人雪男』目当てで観に行った二本立てだったが、こちらの方が面白かった。 

特撮場面が凝っていて、有名なメイサー銃などが見られる。
人間をガムのように吐き捨てるガイラとメーサー殺獣光線車とサンダに肩を貸すガイラのシーンがイイ。淡白なストーリーはもう少しブラッシュアップできる余地がある気がする。なんだか惜しい。
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