我々の住む世界は、すべて仮想現実、、
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Windows95が登場し、徐々に生活にコンピュータが侵入しだした20世紀末。その頃作られた作品。
あの頃は空想の世界としてしか見れなかったけど、あれから20年経ち、AR、VR、Vチューバー、架空モデルなど、現実と非現実の境が曖昧になるに連れ、本作の見方も変わってくる。
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アクロバティックな肉弾戦や、スローモーションの銃撃戦など、斬新なアクションの映像的おもしろさは今見ても爽快。
さらに上記の時代の変化が、脚本にリアリティを加えており、当時以上に作品価値を高めていると思う。
今こそ見直したい名作だ。
公開:1999年
監督:ウォシャウスキー兄弟(姉妹)
出演:キアヌ・リーブス、ローレンス・フィッシュバーン、キャリー=アン・モス
受賞:米アカデミー視覚効果賞・音響編集賞ほか。