スガシュウヘイ

8番目の男のスガシュウヘイのレビュー・感想・評価

8番目の男(2018年製作の映画)
3.5
8番、という番号は『十二人の怒れる男』でヘンリー・フォンダが付けていた番号なので、そこから引用したんだろうか。


『十二人の怒れる男』『12人の優しい日本人』が大好きな私は、韓国版はどんなもんか、と見てみたが、この2作がほぼ密室で行われるのに対して、本作は、場面転換が多くて同列の作品とはいえなかった。


密室で展開されるほうが、脚本の妙を堪能できて私は好きなのだが、こんなのは完全に好みの問題なので、韓国版のほうが好きだ、という人もいっぱいいると思う。


韓国版は、陪審員以外に、裁判長、被告人、被害者がそれぞれキャストとして様々に行動し、より感動的な方向へ寄せているので、そこも違う。

どちらが好きかは、やはり好みの問題だ。