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マトリックスのAのネタバレレビュー・内容・結末

マトリックス(1999年製作の映画)
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このレビューはネタバレを含みます

つまりネオは何と戦っていたのか。なんのために戦っていたのかよく分からなかった。ただ、自分が生きている世界が支配されている仮想空間で、真実を見ないか?と問われれば自分もネオと同じカプセルを飲んだと思う。印象に残ったシーンは、後に裏切ることになる登場人物がステーキを食べている時に「これは実在しなくて口に入れるとマトリックスが美味しいことを伝えるだけだ」というようなセリフを言ったことだ。現代の脳科学の当たり前なことであろうことを何を悩んでるんだと言いたくなった。真実を求め続け発展したのが科学だろう。それが本当に必要なものか知りたくなかったようなものか科学は忖度してくれない。しかし、真実を知りたいという欲望のために科学や哲学の発展に止まることは無い。途中経過ではあるが色んな真実に戸惑う時どうすれば良いのか。最後のネオが飛び立ったように無視すればいいのである。脳科学がなんだって?楽しければいいじゃないか。神が死んだって?信じたっていいじゃないか!現実がつまらない?妄想に生きればいいじゃないか!
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