ポール

渚のシンドバッドのポールのネタバレレビュー・内容・結末

渚のシンドバッド(1995年製作の映画)
4.5

このレビューはネタバレを含みます

こんないい作品知らなかったなんて!なんてこと、、
というのが観賞後の最初の感想

桐島、部活辞めるってよ
が影響を受けているような気がする


日本で育った日本人ではの心情、行間、ざわつき
邦画ならではの楽しみ方が出来る作品



登場人物みんなの気持ちが痛いし脆いし切ないし辛い


自然に生まれた優しさや自分のための作った優しさ
からかったり、からかわれたり、度がすぎてたり
格好つけたり、それが間違った表現だったり
自分がつまらなく感じて、別の人を憧れたり
心に傷を負ったもの、体に傷を負ったもの
傷への向き合い方、自分との向き合い方
異性への興味、同性への思い

何が正解なのか分からない
何もかもが未熟だから


青春は間違える


伊藤も吉田も相原も清水も、学校にいる奴ら全員
傷つけた人も傷つけられた人もみんなそれでいい
大人になって後で分かる事の方が多い
色んなやつがいて過ごすから成長する

あとで反省できたらいい


みんな家庭に少し訳もあって
それがリアルだった

会話の間もリアル
若かりし頃の岡田さん、草間さんの演技力に脱帽
素晴らしかった
ポール

ポール