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ショーシャンクの空にのBGのレビュー・感想・評価

ショーシャンクの空に(1994年製作の映画)
5.0
おかげさまで100レビュー!!
節目なんで「いいね!」押して貰えると嬉しいなー。(チラッ)
節目ってコメントするいい機会だよねー。(チラッ)
冗談はさておき、ようやく今日から3桁レビューワー。皆さまの「いいね!」とコメントが心の支えです!ってのは半分は本当で半分嘘。勝手に楽しく書かせてもらっています!苦節4ヶ月。一ヶ月に25作品。まあ、こんなもんか。

さて、本作についてです。多分、自分にとって「MADMAX 怒りのデスロード」に出会う前のオールタイムベストは本作だったかも知れない。Filmarksを始める前はあまり考えたことなかったけど。

映画や読書が好きになった切欠ってスティーブン・キングだった。キャリーやミザリー、シャイニング、ペットセメタリー、クジョー、バトルランナー、IT、そしてスタンド・バイ・ミー。全て同じ作家と知って驚愕した。初期作品を読み漁った。その中に恐怖の四季収録の「刑務所のリタ・ヘイワース」もあった訳だ。最近のは読んでないけどね。もちろん映画化作品も観てましたよ。

さて、自分語りはこの辺にして作品の話を。ストーリーとかはもういいよね?多少、ネタバレしますよー。

原作がキングお得意の小噺であったのに対し、本作は補完・補強され、1つのテーマを持った物語になっていた。お見事、ぶったまげて鼻水が出た。映画って、やっぱすげえ!

序盤、アンディは刑務主任へ相続税についてアドバイスし、仲間たちへのビールを勝ち取る。では、彼は何を勝ち得たのか。信頼?それもあるだろう。しかし、彼が得たかったものは別のものだ。その後もアンディは知識と諦めない心で数々の物を勝ち取っていく。安全、図書、音楽…。

刑務所は希望を奪う場所として、象徴的だ。レッドは冒頭から幾度となく仮釈放を却下される。自分は反省し変わり、真人間になったと主張する間は何年でも。しかし、アンディは諦めない。どんなに地獄のような日々が続いても。例え希望の光が消え去りそうになっても。

レッドがリボルバーではなくコンパスを選び向かうその先で、息を飲むほど美しいラストショットの下、強い意志と深い教養でアンディ・デュフレーンは望み続けていたものを勝ち取り、私にとってのヒーローとなった。何度観ても鼻水と涙が溢れてくる傑作。特別な1本です。

いつも長いレビューを読んでくださる皆さん。そして、いいね!やコメントを頂いた皆さん。観てない作品は観たくなるような、観た作品は楽しさが甦るような、そして暇潰しになるような、そんなレビューを目指し、続けていきます。しょーもない駄文ですが、お付き合いくださいませ。コンゴトモヨロシク!
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