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007/消されたライセンスのfilmooのネタバレレビュー・内容・結末

007/消されたライセンス(1989年製作の映画)
2.0

このレビューはネタバレを含みます

007 21本目。
アベンジャーボンドという導入は面白いのだけど、映画としてのテンポがイマイチだった。復讐に燃えるボンドの裏で恋のライバルとして描かれる2人のボンドガールの存在が映画のテーマとズレているように感じた。
ティモシーダルトンボンドが今作で終わりなのは少し寂しい。ダニエルクレイグを除くと今の所1番良かった。
ロバートデヴィ演じるサンチェスは前作のコスコフと同様に、冷酷で間抜けなだけの悪役ではないのが良かった。SM趣味や男色の気がありそうな描写も面白かったけど、さらに深くはっきり人物像を描いてほしいと思うほど悪役としてのポテンシャルを感じた。
キャリーローウェルはイメチェン後のショートヘアがあまり好みではなかったが良い女過ぎた。
ベニチオデルトロをはじめタリサソトやケイリーヒロユキタガワなど他の映画やドラマで見かけたことのある俳優が多かった。特にエヴェレットマッギルに驚いた。
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