クロフネ

悪魔の手毬唄のクロフネのレビュー・感想・評価

悪魔の手毬唄(1977年製作の映画)
4.5
スタンダードサイズのカラー映画で市川崑×石坂浩二の金田一耕助シリーズの第二作。

前作の"犬神家"と同様、村に古くから伝わる手毬唄になぞらえた見立て殺人で、二十年前に村で起きた別の殺人事件の捜査を依頼された金田一耕助が巻き込まれていく。

今回では金田一は比較的、狂言回しのような役回りでメインは磯川警部と鬼首村の村人と過去の事件についてであった。

ストーリーも推理していけば観ている観客も犯人が分かるように作られているし、犯人が誰かとわかればその人の人間ドラマとしても観れて、2度楽しめる作品だった。
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