るい

座頭市関所破りのるいのレビュー・感想・評価

座頭市関所破り(1964年製作の映画)
3.5

日の出見たかっただけなのに🌄9/26


題名の関所破りから想像するに「勧進帳」ばりのインテリジェンスでいくんか思ったらパワーーーーーで切り抜けました💪

日の出を見ようと旅する市。道中知らぬ男からとある女に手紙を渡して欲しいと声をかけられた。同じ道だしと軽い気持ちで引き受けるが、その事がきっかけで悪代官とバトルはめに。

今回は市だけじゃなくて、漫才師やら芸で稼ぐ幼い兄弟やら街の人たちも印象的でしたね。漫才師はほんまもんの漫才師やろし、芸をする男の子もすごかった。

市っちゃんは、道中の頼まれ事がきっかけでまたもや人助け。そして切らなくてもよい人を切ってしまった。強くなればなるほど、人を惹きつけてしまう。ただお日さんが登るところを見たいだけなのに。

今回は全体的に居合いシーンや殺陣シーンが多かったかな。賭場での八百長見破るところからの親分の将棋盤を切っちゃうところまで目が離せないし、1作目の平手造酒を思い出させるような沖剛之助との対決は切なくともかっこよかった。

あと、お父ちゃん会えたらいいね🥲

🥷市っちゃんが切ったもの🥷
賽の目
将棋盤
こま
多くの悪い人
ライバル
るい

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