ちょちょ

セント・オブ・ウーマン/夢の香りのちょちょのネタバレレビュー・内容・結末

3.7

このレビューはネタバレを含みます

なにかの映画の雑誌で「パチーノの映画ではパチーノが青筋浮かべて長セリフでまくし立ててないと!」みたいなことが書いてあって。まさにそんな映画。パチーノ吠えます!(笑)
タイトルやらDVDのパッケージ見るとヒューマンドラマって感じで、まさにそうなんだけど、パチーノを軸にというよりは優等生の学生が軸なのは意外だった。
最近は性の定義が揺らいでるからこんな言い方をしては無配慮かもなのは承知の上で、元気の出ない男性はきっとこの映画みたら少し胸がすくかも。

野郎ってどうしようもないし、なんだかみっともない…でもさ、だめかね…それでも生きてくんだよ!!苦しいことも少なくないけどさ、悪くないよね、みたいな。

一番印象に残ってるのはフェラーリ運転のシーン。今まで見た映画の中で一二を争うほどハラハラしました(笑)
あと、ヘラヘラした嫌ーーな感じのみょうに存在感のある学生が、あの名優フィリップ・シーモア・ホフマンだとは驚きました…顔芸凄い…

見た誰もが好きになるタイプの映画じゃないと思う。でも僕は凄く好き。
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