スナッチ、シャーロックホームズ、アラジンなどで知られるガイリッチーの作品。一枚の絵画をめぐるクライムコメディ。
さすがスナッチの監督ですね。スナッチほど面白くはなかったけど、豪華な俳優たちを編集と脚本で上手いことさばいています。トムハーディがゲイ役なのはギャップがあって面白かったし、マークストロングは珍しく迫力のあるキャラクターを演じていて、作品の良いスパイスになっていました。笑える場面も多く、普通に楽しめる映画でしたが、スナッチに比べるとヒューマンドラマ描写が余計だったかな。
薄味であることは否めないけど、週末の夜に頭を空っぽにして見るのにはちょうど良い作品です。