あさのひかり

ソーシャル・ネットワークのあさのひかりのレビュー・感想・評価

ソーシャル・ネットワーク(2010年製作の映画)
4.1
どこまで真実かは分からないけど、フェイスブックってこんな背景の下で生まれたんだ、と思いながら鑑賞。

話の流れが早かったり、唐突に過去と現在を行ったりきたりでついていくのに必死な部分もあったからがっつり理解した自信はないけど。

誰もがそれぞれダメなところ、嫌なところ持ってるけど決定的に悪意があった訳じゃなくて、でもそれがすれ違ってこの結果、ってリアルかも。最初のエピソードは正直腹立たしかったけど、そうしたボタンの掛け違いがずーっと続いてるだけなのか、という意味では象徴的なエピソードでもあったと思う。つらい、ってほどでもないけど引っ掛かる、ラストの彼の表情が印象的で。一番なんか人間味あふれる顔してた、それは誰にも伝わってないだろうけど。

誰にも共感できない、って意見をここでは割と見たけど、彼らから見たら何もできない凡人の私だけど、逆に誰にもほんのちょっとだけ、共感する部分があったりする。
あさのひかり

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