【ヒッチコック/トリュフォーに出てきた監督の作品を時系列に沿って買わない範囲で観よう】
〜デヴィッド・フィンチャー編〜⑥
今回はザッカーバーグの話だけあって、色味は青だったね笑
マーク・ザッカーバーグに関しては、"FBのCEO"という知識だけで観たので、当然のごとく、"あらゆる苦難を乗り越えたからこその新時代CEO誕生"というイメージで入ったけど、思いっきり裏切られた！いや、裏切られてはないんだけど、まじか…炸裂。
＊以下ネタバレ含む
普通のザッカーバーグ列伝にせず、訴訟→fbの誕生→訴訟→fbが大きくなるまで…という流れだったからこそ、裏切られ、また裏切られた！
クラブでのEDM→ボート大会での優雅な白鳥の湖→テンポアップで、ボート部との衝突が大きくなっていく様を描いてくれたお陰で、ブルジョワ兄弟のネチネチいちゃもんシーンをダラダラ観させられすに済んだ◎
純粋で、真っ直ぐで、気が付かないうちに知らない世界に流されていて、大事なものを忘れながら、ただ数字を大きくしていくことに熱中する。
結果会社は大きく、大資産家になったものの、虚無感の方が強い…。そんな辛い締めをアイルランド系の音楽で終わらせてくれて、少し重さが減りました。
