終始ずっとパパイヤの匂いがしてた。
パパイヤの匂い覚えてないけど。笑
でも嗅覚まで錯覚(?)させるようなそんな映画だった。
見終わった後も鼻の奥から南国。笑
南国でありながら、アジア的な繊細さとベトナム独特の上品さとが融合したかのような映像美。
色彩感覚やテンポ、人物像の焦点の当て方にはフランス風味も感じつつ。
あまりにも静かで語らないため、正直初見では汲み取れなかったものも多かった。
そこら辺のストーリーの細かいことはGoogleに全頼りして納得。
悲しみに溢れている家の中でも、少女だけは今その場のものを大切にしているというか、家の中の小さな自然や生き物を楽しそうに見て愛でている。
そういう細やかな彼女の感覚が仕事っぷりやラストオチへと繋がっていて見事。
ベトナム行きたい。