脱皮の殻

青いパパイヤの香りの脱皮の殻のレビュー・感想・評価

青いパパイヤの香り(1993年製作の映画)
3.7
資産家の家に使用人として雇われた女の子ムイの淡い恋とその家族との暮らしの物語。

聴覚的にも視覚的にも美しいヒューマンストーリー。

物語がゆるやかに進行し、登場人物の台詞も少ないので、ストーリーを楽しむというより、世界観に浸って癒されるような作品でした。

画がどこをとっても美しく、絵画にしても映えるような映像でした。

指先や爪先、手元、唇等細部にフォーカスがあてられた画が多く、作品に細やかな印象を受けました。

鳥のさえずり、虫の音、雨音、そして、ピアノやダン・ニーの音色。
目を瞑っても情景が浮かびそうなぐらい音に自然や暮らしが反映されていたような気がします。

今作で1番衝撃だったのは、青いパパイヤをしりしりにする料理のシーン。

「おおっ!給食でちょいちょい食べてたパパイヤイリチーかっ!」

とテンション上がりましたが、まさかの生の状態で皿に盛っていました。

青いパパイヤって、生で食えるんですね〜👀👀👀

ベトナム🇻🇳行ってみたいわ〜( ̄∀ ̄)( ̄∀ ̄)( ̄∀ ̄)

長々とすいません。

(舞台が1951年のベトナムだったので、現在のベトナムとどれくらい違うのかはわかりませんが、ベトナムでの暮らしを垣間見れたような作品でした。外出禁止令の描写があり、時代設定が第一次インドシナ戦争下だからなのかなとも思ったり。思ってた以上にその時代のベトナムを表現していたのかもしれません)

次はカンボジア🇰🇭かタイ🇹🇭〜
脱皮の殻

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