怨念大納言

フレディVSジェイソンの怨念大納言のレビュー・感想・評価

フレディVSジェイソン(2003年製作の映画)
4.0
フレディVSジェイソン、この対決が実現したというだけで幸せの極致です。
最高です。

寝ればフレディ、起きればジェイソン。
最高です。

両者が戦う理由も強引でなく、双方見せ場があって素晴らしい。

お祭り映画らしいエンタメ映画で、怖いホラーというよりは面白いホラー。
これがレザーフェイスVSマイケルマイヤーズならばひたすらに怖い映画だったんだろうけど、両シリーズともコミカルな面やスカッとするシーンは持っていて、ましてお祭り映画ですから。

とはいえホラー映画ですので、スプラッタシーンもちゃんとあります。
フレディは中盤まで力が弱まっている為、グロ担当はジェイソン。
調子に乗った若者をベッド毎叩き折るシーン、最高でした。涎もんです。

対決シーンもいいですね。
フレディにとっては初、ジェイソンにとっては超能力少女以来の強敵でしょう。
第1ラウンド夢、第2ラウンド現実、というのも燃える。

エンタメ映画ですがコメディに落ちず、不死身同士の戦いですが適度に緊張感も持たせて、きちんと90分程度に纏める。風紀委員のジェイソンも納得の優等生っぷり。ラストも私は大好き。
怨念大納言

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