モシュは8㎜カメラを手にみんな撮る
生まれたばかりの娘の成長の記録
ベランダから見える道ゆく人々
旧式のカメラがオシャレ 欲しい!
クシシュトフ・ザヌーシ監督が出てくる
キェロフスキが所属していた
「スタジオ・トール」では代表だった
工場長に工場の記念式典を撮るよう依頼される
モシュが撮った作品がアマチュア映画協会で
入賞してしまってから
急にプロっぽい言葉を言う
ちょっとイヤな予感
工場長の家に呼ばれたモシュは
更にカメラで撮るように言われる
庭のリンゴの木が美しい
グラスに注がれたワインがおいしいそうだった
電車からのポーランドの景色が
寒々しくて好き
「死んだ人がここに生きてる」
亡くなった母親の面影を8㎜の中に見ている
小さな光の結節点
表が綺麗なら裏が豚小屋でもいいのか
あるがままを映したい
テレビで放映された作品が物議を醸し出し
モシュの上司が責任を負わされた
表に隠れている裏
裏は表を生じさせている
自分が正しいと思った道を進めと
言って黙って会社を去ったオエフ
モシュの憤りが痛々しい
「傷跡」「アマチュア」「偶然」と続く
映像文化にとっての真のコペルニクス的革命
と評価を受けた作品とのことです