近未来のイギリスを描いたＨ・Ｇ・ウェルズ原作のSFクラシック。
大きく分けて戦争や伝染病、ロケット発射といった出来事を1936年から2036年の100年の間で描くのですがやはり第二次世界大戦やコロナ、月面着陸に成功した（とされている）アポロ計画に当てはめてしまいその先見性に驚き。少し退屈な部分も有りますが序盤のロンドンの街が破壊される序盤の戦争は時代を考えれば迫力満点で2036年の都市や飛行機、ヘリのデザイン等も非常に洗練されており未来を描いたほぼ同時期の作品で言えばまだ未見なものの「メトロポリス」と肩を並べても違和感無いのではと思いました。
2036年まであと13年。その頃になれば更に今作が描いた世界に焦点が当てられるはず。
