このレビューはネタバレを含みます
初鑑賞です。
楽しかったです。
印象に残る場面が多かったです。
①良かったところ
・順子さん
順子さんのお母さんに寅さんが助けられたエピソードが沁みました。
寅さんの語りが上手で、情景が頭に浮かんできました。
その後に寅さんがお墓参りをし、生活を改めるまでの流れが自然でした。
個人的には寅さんが順子さんと再会するシーンも観たかったです。
ラストの旅で順子さんと再会してくれたらと思いました。
・学問をすること
とらやさんでの話し合いが感慨深かったです。
生きることについての会話として興味深かったです。
・交番の警察官
『寅次郎夢枕』の岡倉先生と同じく、米倉斉加年さんが演じられていました。
柴又の人たちを見守る姿が印象的でした。
・田所先生
発掘現場でタバコを吸っているのを観た時、違和感を覚えました。
貴重な品々に灰がかかっても良いのかなと。
ただ、鑑賞を続けるうちに、そういったことは気にしない人なんだなと飲み込めました。
また、恋についての寅さんの意見を聴いて素直に認めるところに、魅力を感じました。
そして、礼子さんにフラれた後、最後まで寅さんに相手を秘密にするところが紳士でした。
・礼子さんの苦悩
仕事か結婚かで悩む姿が印象的でした。
熟考した上でプロポーズを断るところが素敵でした。
真っ直ぐな人柄を感じました。
②まとめ
いい映画でした。
観て良かったです🙇