ジャイロ

天使にラブ・ソングを…のジャイロのレビュー・感想・評価

天使にラブ・ソングを…(1992年製作の映画)
4.0
天使映画と言えば外せない一本(いや二本)

前に観たのは実に25年以上も昔。高校の頃かな。マギー・スミスやハーベイ・カイテルも出てたんだ…。楽しかったこと以外、キャストも内容も全く覚えていない。

しかし改めて観てみると、ウーピー・ゴールドバーグの圧がすごい(笑)あの目、あの笑顔、強烈な存在感。ただそこにいるだけで観てるこっちが楽しい気分になるなんてやっぱり凄いなぁ。私の中ではエディ・マーフィと並ぶくらいの大好きな俳優さんです。

陽気なシスター・メアリー・パトリック。キャシー・ナジミーの歌声がとにかくオペラ。てっきり本物のオペラ歌手だと思っていたけど違うんですね。あんな声出せたらそりゃあ歌うの楽しいよね。

見た目と歌声のギャップが楽しいシスター・メアリー・ロバート。演じたウェンディ・マッケナが、作中で唯一の吹き替えだったなんて知らなかった。本人曰く「口パクなら任せてよ」だって(笑)

マギー・スミスとウーピー・ゴールドバーグの掛け合いも楽しい。緊張感すら生まれる会話は、両者ともハマり役だから尚更に楽しい。

お名前は存じ上げませんが、他の年輩のシスターたちもいい味出てましたね。酸いも甘いも噛み分けたノリノリのおばあちゃんたちは、もう観てるだけで楽しい。

映画の内容はほとんど忘れてたけど『I will follow him』だけは曲が流れた瞬間に思い出しました。

この曲、覚えてる!!

色褪せないなぁ。

楽しい気分になれる映画って、それだけで素晴らしいと思うんですよね。