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スペース カウボーイのSAtone52484のレビュー・感想・評価

スペース カウボーイ(2000年製作の映画)
3.8
ああ、じぃさん達。若いモンには負けんぞ!って別に構わないんだけれど、少子高齢化が進む日本においては、今後こういうベテラン讃歌の作品が増えたらどうしよう… と、いらん心配をしました笑


「旧ソ連」「ロシア」「ミサイル」なんてワードが頻出すると、この映画が作られた2000年から、今日(2023年)まで、世界情勢が変わっていないことに、絶望感すら覚えます。
過去の創造物について理解できるひとがいなくなる、そして修理・修復が難しくなるというのは、どんなものにも言えることで、そこに政治が関われば尚のこと。
これは通信衛星の話ですが、現代においては数多のテクノロジー、システムなんかも本質を理解している人、どれぐらい存在するんだろうか、、、と不安になりました。

クリント・イーストウッド、トミー・リー・ジョーンズ、キーファ・サザーランドのパパなど、渋くてかっこいいジイさん達は観ていて応援したくなりますね。
女性が男性を支える役割しか担っていないのは少々気になりましたが2000年制作なら仕方ないか。

まとまりのあるストーリーで、見応えあります。
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