とても素晴らしかった、心に突き刺さりました
完全に自分好みの世界観でハマりました
時代は1960年代、ペンシルヴェニア州の小さな田舎町
ハリエット(エヴァン・レイチェル・ウッドちゃん)はママと歳の離れた姉と3人で暮らすちょっと変わった10歳の女の子
授業中に1人で校庭に出て、宇宙人と交信を試みたり、ハイウェイ沿いにガラクタ並べて商売したりします
ママはコテージ風のモーテルを経営しています
姉は男遊びに夢中です
ある時、クルマが故障して母と息子がモーテルに立ち寄ります
2人はクルマが直るまでの1週間そこで過ごすことを余儀なくされます
息子リッキー(ケヴィン・ベーコンさん)は知的障がい者で、障がい者施設に入所するため母と2人で向かってる途中でした
そんな中、ハリエットとリッキーはウマが合い、友情を育くみ、互いに心の隙間を埋めていくようになります
ハリエットがメチャメチャ可愛い
完全に子供目線の世界観を体現しています
そして、ケヴィン・ベーコンさんの知的障がい者の演技が素晴らしい
実際に、見て、接して、研究したのでしょう、まるで本当の障がい者のように見えました
そんな2人が接近していくのを、周りの大人たちは快く思っていません
何とか引き離そうとするのですが・・・
そして、クルマも直り、2人の別れの時が近づいてきます
題材として目新しいものは何もないのかも知れません
でも、2人の共有する子供の世界観、友情、優しさ、豊かな自然、クスッとするユーモア、ファンタジー、音楽、などなど、全てが愛おしく感じられました
決して忘れられない映画の一つになりました
☆ちぃちゃんのレビューを参考に鑑賞しました☆