ウィズ・ユーの作品情報・感想・評価

「ウィズ・ユー」に投稿された感想・評価

himaco

himacoの感想・評価

4.4
やっと見つけだした1本。
純粋な2人に泣けた。。

母親の経営するモーテルで、年の離れた姉グウェン(メアリー・スチュアート・マスターソン)と暮らす10歳のハリエット(エヴァン・レイチェル・ウッド)

ハリエットはウサギの巣に潜ったり、UFOに連れ去られたいと願ったりと、ちょっと風変わりな女の子。
ある日、車の故障で滞在することになった知的障害者のリッキー(ケヴィン・ベーコン)と心を通わせていく。

“僕らは1匹の大きなモンスターだ。足が4本、腕が4本、鼻が2つ”
唯一無二の親友になっていく2人。

ケヴィン・ベーコンの演技はさすがだし、『ギルバート・グレイプ』を思い出させるような懐かしい家族や時代の雰囲気。
90年代作品の画面の色あいや、インテリア、流れる音楽もとても好み。
知的障害を持つ男と少女のものがたり。イェルン・ペルションによる映像が美しく、ペンシルベニア州の柔らかな光あふれる自然の中遊ぶ二人の姿を見ると、この世の中でいちばん美しいものはやはり自然と子供(そして無垢なもの)なのだなとあらためて思う。駆け落ちさながら家を抜け出し夫婦ごっこするくだりが切なくも可愛らしい。
想像力たくましいちょっと変わった少女を演じたエヴァン・レイチェル・ウッドがとてもよかった。一方ケビン・ベーコン演じる知的障害者には、会話でこんな切り返しをしてくるだろうか、自分の悩みや辛さをこんなふうに言葉で表現できるだろうか?という違和感を若干感じた(私の知識不足かもしれず、あり得るのかも)。
キャストはかなり本格派。

ハリエット役のメアリー・スチュアート・マスターソンの子役ながら大人顔負けの演技力。
そして知的障害者の青年を演じるケヴィン・ベーコンも演技の幅広さを見せ付けた。

ストーリーは残念ながら響かず。
着地点がいまいち分かりにくく、見辛さと合わさったことによる難易度の高さを感じた。
家族のテーマにしては弱いから、やはり少女と青年なんだろうけど。

複雑な環境が生み出す雰囲気は良かった。
りーん

りーんの感想・評価

3.5
好奇心旺盛で不思議な女の子の「秘密の友達」みたいなのが好き。
風船の椅子や森の中の汽車が楽しそうだった。
周囲からは理解し難いかもしれないけれど、''ワニさん''みたいに2人だけが解り合えるものがあるっていいなって思いました。
「1匹のモンスター」ってところはほっこりした。
望んでた最後で嬉しかった。
ベーコンさん、これを「スリーパーズ」の後に演じたなんてびっくり。
みぽち

みぽちの感想・評価

4.7
なんだこれ…ベーコンの演技すごい……
絆芽生える系大好き。インテリアも大好き。もっと評価されるべき名作。
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〖ウィズ・ユー〗
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ファンタジーな想像が大好きなハリエット。母と年の離れた姉と田舎のモーテルを経営して暮らしているが、姉とは顔を合わせればケンカばかりで、複雑な家庭事情や毎日にウンザリしていた。そんなハリエットの元に、青年とその母親が宿泊にやってきた。青年の名はリッキー。知的障害を持っていた。なんの偏見も持たないハリエットは、話し相手ができたと喜びリッキーと交流を深めていく。

隠れた名作?
あんまり知られていないけど、良きハートウォーミング。
全体的な雰囲気は、〖ギルバート・グレイプ〗や〖フライド・グリーン・トマト〗みたいな90年代にありがちな田舎が舞台の人間愛。

個人的にはそこまで惹かれないけど、もっと有名でもいいと思う。
タイトルはファンタジックな主人公の少女の遊びで中国まで穴を掘ろうっていう、そういうの。いつまでもそんな純粋な心でいられたらなあ。リッキーが、願い事で『みんなと同じように賢くなりたい』っていうのと、『君は大人になるけど、僕はずっとこのままなんだ』っていうの、すごく胸にずーんってきた。今の時代はかなり批判されるとは思うけど、ステレオタイプな姉の態度も分からなくはない。

知的障害者をじょうずに演じれば演技がうまい人みたいなよくわかんない風潮はあるけど、確かにこのケビン・ベーコンは頑張ってるなあと思う。

とか言いつつケビン・ベーコンが好きだから観たんだけどね。
フィルマークスのベーコン関連作品で評価高かったからさ。
それにしても、このときのエヴァン・レイチェル・ウッドが神がかった天使ぐあいなので必見の価値あり。
ティモシー・ハットン監督してます。
流石ですねケビン・ベーコン。
悪役善役何でもござれ。
今回は知的障害者を演じきってます。
ヒューマンドラマなので、感じ方色々有ると思いますが、この歳になると忘れて久しい純粋さにほろり?!

このレビューはネタバレを含みます

“こうすると僕らは1匹の悲しいモンスターだ”

大人になったら嫌いになる・・・

大人になると切り捨てるのが得意になる。
排除する
差別する
嫌悪する
恐れる
見下す

けどみんな一緒なのね。

大人も子供も
女も男もその他の人も
健常者も障害者も
強がりさんも甘えん坊さんも
しっかり者もだらしない者も
器用な人も不器用な人も

誰かと一緒にいたい♡

一緒にいたいのです♡

誰もひとりぼっちは寂しいんだ。

1匹の大きなモンスターになれば 
悲しみも少しは穏やかに♬

子供を守るのは大変。
けれど手を差し伸べず遠くから
ただただ見守るというのもまた
ものすごく大変。

子供を守るなというわけじゃない。
けれど失敗や恐怖は経験から学んでいくもの。

子育てって私が思っているより
もっとずっと難しいんだろうな。

さよなら三角 また来て四角♡
先日の印象に残っている子役のレビューで、思い出して再鑑賞⑤

役者としての印象が強いティモシー・ハットンの監督作品。
兎の巣にもぐったり、中国まで穴を掘ろうとしたり(住んでいるのはペンシルバニア州)、空飛ぶ絨毯を作ろうとしたり、道路で石を売ったり…しちゃうママ大好きの夢見がちな10歳の少女を演じたエヴァン・レイチェル・ウッドが最高だった♪
母親は離婚の慰謝料で貰ったモーテルを経営していて、年の離れたヤ●マンの姉と三人で暮らしている。
そこへ知的障害を持った青年(ケヴィン・ベーコン)が母親と一緒にやって来て数日間宿泊。
エヴァン・レイチェル・ウッドとケヴィン・ベーコンは親友になり、後に夫婦(になったつもり)にもなる。
言われてみれば確かに…なのですが、ある事件がきっかけで途中まさかの新事実が判明します…
「ギルバート・グレイプ」のディカプリオも良いが、私は本作のケヴィン・ベーコンの方が強烈に印象に残っている。
ほっこりさせてくれるヒューマンドラマです。
たまにこういうう作品が無性に観たくなる私です。
18年ぶりの再鑑賞でしたが、予想通りクライマックスでウルウルしてしまいました(/_;)
ギルバートグレイプのレオと比べるのは酷ですが大好きなケビンベーコン良かった!だがこの作品はエヴァンレイチェルウッドの可愛いさが1番!
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