このレビューはネタバレを含みます
昔から“犯罪の陰に女あり”と言うけれど
正にそれを地で行くお話。
“ジャレッド・レト”と“サルマ・ハエック”は姉弟を装う2人組の結婚詐欺師。
未亡人に甘い言葉で近づきお金ばかりか、命迄奪う冷血漢だ。
映画の中では“ジャレッド・レト”がハゲ頭をかつらで誤魔化している設定だが、日頃がイケメンなだけにその場面では可笑しさがこみ上げてくる。
殺人を繰り返した末に逮捕されるが処刑のシーンで女は開き直って堂々としているのに、男は足取りもおぼつかず引きずられながら連れて来られる。
どうも、主犯は女で男は殺人を指示されていたらしいことが分かる仕掛けだ。
“綺麗なバラにはトゲがある”と諺にもあるでしょう?!
男性諸君!くれぐれもご用心を。