サンセット

それでも生きる子供たちへのサンセットのレビュー・感想・評価

それでも生きる子供たちへ(2005年製作の映画)
2.5
[20140503]何かの悲惨さを訴えるために子供を使うパターンはよく見るが、レベルは高かったと思う。日本で可哀想な子供というと、虐待やいじめとかしか思いつかないが、戦闘に参加したり(1話)、巻き込まれたり(5話)、窃盗をしたり(第2・6話)、エイズに苦しんだり(3話)、廃品回収をしたり(4話)と、世界の広さを感じた。映画の手本の様だったのがジョン・ウー監督の作品(7話)で、富裕層と貧困層の橋渡し役である人形、赤ん坊を拾う回想シーンでの白黒、現実とリンクしたピアノやトマト、と挙げればきりが無いが、照明・音響も含め芸が細かかった。
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