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深夜の告白のnekosukiのレビュー・感想・評価

深夜の告白(1944年製作の映画)
3.5
時々クラシカルな映画が観たくなりサブスクを漁りますがビリー・ワイルダー監督はアカデミー賞の常連でほとんどハズレがないのが良いところ。

この作品はU-NEXTで見つけましたがアマプラにもあったんですね😊

悪女に誘惑され保険金殺人を持ちかけられる保険外交員のネフをフレッド・マクマレイが演じます。フィリスことバーバラ・スタンウィックは初の悪女役を堂々と演じています。

私は新卒で入社したのが保険会社でそこで事務員をしてました。保険金詐欺に引っかからないようにする側だったんです(笑)

保険勧誘って今思えばあくどい稼業だと思います。確率的に会社が損しない仕組みなんです❗強制はされなかったけど保証が小さく満期に保険金が戻る商品を契約してました。それも退社と同時に解約するくらい保険嫌いでした。

ことが起こると保険金受取人は真っ先に疑われます。結論から言って、保険金目当ての犯罪は成立しにくいです。内縁関係や婚約者では死亡保険金の受取人になれません。遠い昔はソコがザルで保険金を騙し取られるケースもあったみたいですが…

ワイルダーとチャンドラーの共同脚本。深夜の告白から始まる逆回しのストーリーがお洒落です。
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