YAZ

アメリカの悲劇のYAZのレビュー・感想・評価

アメリカの悲劇(1931年製作の映画)
3.3
シルヴィア・シドニーに観る

「陽のあたる場所」と原作同じの
オリジナル版
未読ですけど出版直後の映画化
なのでこちらの方が忠実なのかも

リメイクよりさらに貧しさ故の
悲劇色を強く出してるよう
シルヴィア演じる女工とのトラ
ブルから殺人罪に問われる青年の弱さに
さらに喰い込み叔父の娘との結婚話で
邪魔になったシルヴィアとの三角関係
にはあまり突っ込んでない
リメイクではリズが演じた叔父の娘の
扱い小さいです

リメイクの感想読み直してみたら優柔
不断な青年が生んだ悲劇と書いてるの
は本作も同じでした

同じですがこちらは青年を突き放して
るというか救いの手を差し出してない
ので青年の存在が悲劇なのかなとも

同じ役でも女優(リメイクのリズ)の
置き方で全く印象変わるよな~と
こちらの女優二人は脇役感強いので
シルヴィア良かったけどそこまではの
感じでした
YAZ

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