mera

バトルシップのmeraのネタバレレビュー・内容・結末

バトルシップ(2012年製作の映画)
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このレビューはネタバレを含みます

アマプラ視聴。辛口。

『ハンターキラー』にハマったら、この映画が同じ感じでおもしろい、という評判が聞こえて来たのでチェック。

うーん、ハンターキラーの真っ直ぐでまじめな人たちとは一線を画す主人公に、出だしからまったくなじめないまま終わってしまいました。

振り回されて振り回されて、若くして敵襲で死んでしまったお兄ちゃんがとてもかわいそうだった…。

主人公を好きな彼女まで魅力減に見えてしまうほどのダメさなので、いくらポテンシャルがあると言葉で繰り返されても、ぜんぜん共感できませんでした。

ダメんずぶりを凌駕するポテンシャルがあるシーン、ありましたっけ…?

弱さがある人間は魅力的だけど、この人はなまけていたり、考えてないだけで、ただ甘えていて未熟なだけ。欲望にも忠実すぎる。そういうダークなジャンルの映画ならいいけど、海軍が舞台。主人公以外はみんなまとも。いくら成績がよくても、こんな人が数年で出世している意味も不明。絶対命運を握られたくないー! 浅野忠信がいなかったらどうなっていたことか…。

海外で評価が最悪、というほうに完全同意。ざんねんでした。

パシフィックリムも同じ感じですすめられているけれど、見るのが怖くなってきてしまった…。

ていうか、この映画はハンターキラーとはぜんぜん違うよー! むしろ、この主人公は敵では? 頭に血がのぼったらミサイル発射するでしょうこの人。ハンターキラーの魅力は、どこまでも胆力がある本物の人間たちのドラマだから!!
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