けんくり

東京流れ者のけんくりのレビュー・感想・評価

東京流れ者(1966年製作の映画)
4.0
現代の日本男児(日本のエンタメコンテンツともいえる)が失ってしまった、「男らしさ」、義理人情の熱さが凝縮された映画。

まず画面が急速に色付き、主題歌「東京流れ者」とともに流れるタイトルバックのカッコよさにやられ、、
そこからというもの、終始キメキメ画のなかで立ち回る、渡哲也のギラつきに痺れまくる。(キメのシーンで必ず「東京流れ者」がかかるので、流れ始めると思わず拍手したくなるw)

自然とナヨナヨした佇まいを正してしまうような、圧倒的な貫禄で、この渡哲也が当時、今の自分より2つ上くらいの年齢だというのだから驚き。

80分強と短尺、かつアマプラにあるので、レガシーというだけでなく、若い人にもオススメ。