80年代感が全開のゾンビ映画
ゾンビ映画にカテゴリーして良いか迷いますが、やってることはゾンビ映画です。
悪魔が映画館に人々を招き入れ、悪魔が復活する映画をみんなで見ていると、劇中と同じ悪魔が本当に現れて惨劇となる話。
この悪魔が人に感染する設定で爪で引っ掻かれたりするとそこから皮膚が腐り悪魔に変貌する。
80年代らしい特殊メイクを使った気持ち悪い悪魔は、ほぼ見た目ゾンビ。同年代公開の映画だとやはりバタリアンを想起させる。
スプラッター描写は沢山あり、血飛沫系が苦手な方は注意した方が良い。
演出としては今まで普通だった友人が突如変貌するシーンはハラハラしてゾンビ映画らしいスリルがある。悪魔に感染した人の体内から別の悪魔が出てくるといった嫌な演出もされており個性も感じる。
もちろん1985年の映画なので演出が現在と比べると拙いところもあるがご愛嬌というところ。
ラストのどんでん返しも当時の映画っぽい。またメタル系の挿入歌にのせてゾンビを蹴散らすシーンも80年代っぺー、という感じ。
私は好きな映画でした。