ゾロ

聖なる嘘つき/その名はジェイコブのゾロのレビュー・感想・評価

3.5
ナチスドイツの占領下にあった
ポーランドのユダヤ人居住区
”ゲットー”での物語

ゲットーでは、厳重な管理下のもと
壁に囲まれ、外部との連絡を絶たれ
一切の情報から隔離されている生活

彼等にとって、将来への希望を
持てない事が一番の不幸

そんな時に、ゲットーの住人
ジェイコブ(ロビン・ウィリアムズ)が
偶然、ラジオの臨時ニュースを聞いた

それは、ソ連軍がわずか400km先の町まで
侵攻して来ているという【情報】

この情報は、明日の暮らしも見えない
ゲットーの住人には【希望】となった

しかし、ラジオの所持や、聴いたことは
ゲットー内のユダヤ人にとっては
即刻、殺されてしまう危険を伴う

ゲットー内のユダヤ人誰もが
ジェイコブがラジオを聴いていると
情報が蔓延した時、とうとう
ナチス側の捜査が・・・

10歳の少女や血気盛んな若者の
アクセントも良いけど
ロビン・ウィリアムズの
優しい眼差しやラジオ
そして、ゲットー内の
友人たちの演技が素晴らしい
ゾロ

ゾロ