聖なる嘘つき/その名はジェイコブの作品情報・感想・評価

『聖なる嘘つき/その名はジェイコブ』に投稿された感想・評価

この役を演じるのは’彼’の他にはいない。ヘブライ人族長ヤコブ。死と隣合わせで先行き不明なゲットー。心は病むが魂は売れない。嘘でも生きる希望が欲しかった。列車と少女。ロシア戦車が昔善人今悪人なのが複雑。
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⚠️見ていない

メモ『ホロコースト表象の新しい潮流』、ホロコースト映画の軌跡と現在より

『ライフイズビューティフル』と比較し、同じく「ホロコースト」に「ユダヤのユーモア」を掛け合わせているが、原…

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5.0
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嘘。
絶望の中の希望。
希望は活力となり得る。
希望は未来へと繋がる。

ユダヤの神が自らの民に求めたのは自己犠牲の精神。

十戒の9番目「嘘をついてはならない」に反したジェイコブが命を失ったのは必…

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 わたしの4月は嘘作品強化月間。
 タイトルに「嘘」が入っていたので購入したが、戦争モノのドラマ的な苦手な作品っぽくて鑑賞を躊躇っていた感じ。
 苦手ジャンルも観ようというのも「強化月間」なので恐る…

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あき
4.0

嘘は見えない未来を明るく照らしてくれる薬。少女の眼差しがこんなにも純粋だと感じたのは初めてだった。
この時代の映画はいつも見るのを途中でやめちゃうけど気づけば終わっていたほど釘づけになってた。

お…

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何と言ったらいいのか、とても感動した。
再視聴なんだが、今回が一番感動した。

人間はパンがなくても生きられるが、希望がなくては生きられないんだ…。

そうなのかもしれない。
そうじゃないのかもしれ…

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FCC
4.0
他喜力のお手本のような主人公。ラストシーンに心が打たれた。
T
-

ラジオがある。
明日も見えない人々へ届ける希望。それは絶望する仲間を勇気づける世界で1番優しい嘘。
皆が自分の嘘を信じて疑わない。そして自分も信じたい。ラジオの有無から、とてつもなく話が膨らんだ切な…

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2階の隠し部屋。ラジオを上手に口マネするくたびれた男。蓄音機のJAZZ。ダンスする少女。後の予想される悲劇があるからこそ、このシーンは崇高で神々しい。ホロコーストものだから、大団円などありえないはず…

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ラストシーンなど目につくシーンはある。全体的にモノトーンの鬱屈した画面も話の内容にはよくマッチする。

しかし今一歩、もう少し上手く料理できなかったものかな。みんな明日も知れぬ身で、微かな希望に舞い…

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