よしの

トゥルーマン・ショーのよしののネタバレレビュー・内容・結末

トゥルーマン・ショー(1998年製作の映画)
3.7

このレビューはネタバレを含みます

ジム・キャリーだから明るく楽しく見てられたけど、自分だったらと思うと絶望する。

けど、自分の人生がもしも誰かに作られたものだったら?とか考えたことはあるので、それをひとつの作品として観れたのはすごく良かった。

最後のオチで視聴者が見終わったあと余韻もなく「チャンネル回してくれ」と言うところが、風刺が効いてる。

番組側は自分の人生をかけて作品を作っているつもりだけど、そんな裏の努力なんか知ったこっちゃないし、とにかく視聴者は「面白いもの」が見れればなんでもいいんだろうな。

企画した奴も酷いけど、それをおかしいと言って止めなかった周りの奴らも酷い。なぜそれが番組として何十年も続いていたのか疑問しか無かったけど、

まぁそれは目をつぶるとして、現代におけるSNSの使い方やネット民たちに向けての風刺としてはすごく教訓になる作品でした。
よしの

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