このレビューはネタバレを含みます
なかなか凄い設定。
ずーっと放送しているTV局も、番組を視聴している世界中の人も、脇役を演じる俳優も、長い年月をかけてトゥルーマンに関わっているということは、その人達も自分の人生のほとんどをかけているわけだし、主人公である一人の男の一挙一動がLIVEで世界中に放映され、彼の人生全てが脚色されているというのはちょっと怖い。
誰でも自分の世界、可能性に枠を作ってしまいがち。
それは自分自身で限定してしまっていたり、あるいは社会・家庭環境で制限させられることもあるかもしれない。そんな閉じたEXITの扉を自ら開けるトゥルーマンのラストシーンはとても印象的でした。
船を操縦するジム・キャリーの希望溢れる表情が素敵だったな〜