このレビューはネタバレを含みます
ブレイド3部作の2作目。
シリーズはどれも高水準なのだが本作の完成度は
一番高いと個人的には思う。
1作目で死んだと思われたウィスラーをモスクワ（！）
で回収。新たな相棒スカッドとともにヴァンパイア
一族と共闘、死神族（リーパーズ）と対峙する。
ヴァンパイア軍団には対ブレイド用の精鋭部隊（？）
「ブラッドパック」がメンバーに加わる。
1作目はブレイドとフロストの対決がメインだったが
2作目はスケールアップして戦闘シーンの多彩さが
素晴らしい。個人的にはブラッドパックに怪優ロン・
パールマンが変な髪形で登場して笑いを取っていた。
リーパーズの造形もいいし解剖シーンも興味深い。
見たいところを見せてくれる感じが最高だwww
中二病ぽいプロテクターつけたブラッドパックも
個性的な戦闘シーンで盛り上げ、いいところで裏切
るwww
スカッドが車で襲われるシーンもハラハラしたなぁ。
うじゃうじゃ出てくるリーパーズのやばい感じも最高。
そして閃光爆弾による滅殺！気持ちいい。
今回のヒロインはヴァンパイアの当主の娘ニッサ。
中東系のエキセントリックな顔立ちで抜群の美人。
1作目のカレンも美人だが「２」におけるニッサの
美しさはむさいオッサンとキモいリーパーズが出て
来る本作では貴重な存在。
ブレイドが何気にかばうシーンが散見されブレイド
の好みだったことがわかる(笑)
リーパーズとの決着後ニッサを抱き朝日に崩れて
いくニッサを見送るブレイドは切なかった。
よくよく考えると生まれてすぐ母を奪われ、実母
に再会したら自ら葬るという「母の愛」に飢えて
育ったブレイド。女性との接し方がわからない
初心（ウブ）なのかもしれない。
