ユート

ブレイド2のユートのレビュー・感想・評価

ブレイド2(2002年製作の映画)
3.0
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ギレルモ・デル・トロ監督による、マーベル・コミック『ブレイド』の映画化第二弾!

前作に追加で加わるキャストはなんとあのノーマン・リーダス!
不在のウィスラーに代わってブレイド一味のメカニックを担当する。
そしてギレルモ・デル・トロと言えばロン・パールマン!
本作にも勿論出ます!ヴァンパイアとして!
ただ、若干サイバーパンクなロン・パールマンはイケてない気が…。
さらにニッサ役のレオノア・ヴァレラがかなり美人!
どっかで見たことあるなーと思っていたら、『イノセント・ヴォイス』で内戦の前線で暮らす力強い母親役を熱演していた。

本作、ギレルモ・デル・トロらしいCGによるハイスピードなアクションがブレイドに加えられたが…

『違う。そうじゃない。』

ブレイド、ウェズリー・スナイプスに求めるのはCGアクションではなく、人間の限界ギリギリで挑む『レイド』のようなアクションなのに!
CGのクオリティは時代とともに進化している技術だから、そこにツッコミを入れるのは野暮なんだけど、ここはそういう問題じゃない。
カンフーの達人、ウェズリー・スナイプスをCG処理するなんて何をしてるんだギレルモは!
ジャッキー・チェンにCG処理で竜巻旋風脚をやらせるくらい滑稽だ。(シティ・ハンターで似たようなことをさせてるけど…)

それにしてもギレルモニズムと言うか、この人の作品には、細身で目がギョロっとデカいヒューマノイドみたいなキャラが毎度出てくる。
このビジュアル好きなんだなきっと。

ストーリーの方はと言うと、ヴァンパイアを捕食する新種の吸血鬼、リーパーズの出現でブレイドとヴァンパイアは一時休戦。
共通の敵を前にブレイドとヴァンパイアが共闘するのだ!
これは熱い!ただ、上で述べたようにCGの多様により少し残念な感じになってしまった。

うじゃうじゃと本能のままに血を欲するリーパーズはヴァンパイア版ゾンビ!

ヴァンパイア対ヴァンパイアゾンビの戦いをご堪能あれ!
ユート

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