ユート

スーパーマンII /リチャード・ドナーCUT版のユートのレビュー・感想・評価

3.4
レビューお引越し中

タイムラインうざかったらしばらくフォロー外してくだちいm(_ _)m


"冒険編"は未鑑賞です。

そもそもドナー・カットとは何かと言いますと、本作の監督は前作に引き続きリチャード・ドナーが担当する予定でしたが、製作費の問題や他スタッフとの確執により、ほぼ撮影を終えているにも関わらず、リチャード・ドナーは降板させられてしまいました。
長い間お蔵入りとなってしまったドナー版『スーパーマン2』ですが、本来の構成である2が見たい!というファンの要望とクリストファー・リーヴへ追悼の意味も込めて2006年にリチャード・ドナー監修により再編集されたものを言います。

内容はガッツリ前作の続編として作られていますね。冒険編はどうなんだろ?
1のレビューでも書いたご都合主義っぷりがよりレベルアップし、『さもスーパーのなんだから当然でしょ?』と言わんばかりの潔さが気持ち良い作品です。

今作のヴィランは『マン・オブ・スティール』でメインヴィランだったゾッド将軍。
ていうか1で気づかなかったんですが、ゾッド将軍役はテレンス・スタンプなのですね!ちなみに本作に登場するゾッド将軍の部下、アーサとノンは映画オリジナルのキャラでしたが、原作へ逆輸入されたそうです。

自分はゾッド将軍とレックス・ルーサーの絡みがスーパーマンの代表的なヴィランのコラボにワクワクしました。ゾッド将軍の威厳の前では人間であるレックス・ルーサーの小物感が若干否めませんが、旧シリーズにおいて彼はそんな役どころなんでしょう。
レックス・ルーサーはボケキャラでありながら極悪でIQ200の持ち主。となかなか他にいないタイプのヴィランですね。

この小物感についてですが、『オースティン・パワーズ』のDr.イーブルに見えてしまうのは僕だけでしょうか?笑

1のレビューで書き忘れましたが、スーパーマンによる時間の逆行。これが観れただけでもかなり満足の作品でした。
ユート

ユート