魔術師の作品情報・感想・評価

「魔術師」に投稿された感想・評価

自分の理解の範疇を超えたものを見るとそれを排除せずにはいられないのだな。
それにしても冒頭馬車のシーンで木々から漏れる日光と影の美しさには本当にびっくりする。
monaminami

monaminamiの感想・評価

4.2
ベルイマンにしては軽めな。
この世は全てまやかしさ!みたいな。明暗と影、鏡、音、あらゆる身の回りのものを使って表現される関係と心象風景はさすがです。
otom

otomの感想・評価

4.0
ちょっとダラっとしていたものの、映像の魔術を使いまくるラストで覚醒。色んな顔、顔、顔。内に秘めたる欲望は顔じゃ分からんよと。
reni

reniの感想・評価

4.5
大変に美しい画面で、とってもエロチックに振る舞う味のある役者さん達。
いや〜楽しかった〜

交通網と情報網が未整備で地域格差が現代よりもずぅーーーっと大きかった時代の物語。知性の格差も大きかったんだなぁ〜。
素晴らしい✨
ものすごくいけてる!今更ながらベルイマン最高!
キャストやストーリーも凄くいい、若かりしマックスフォンシドーが凄くいけてる😍
ベルイマンにしては見やすい作品でしたね。それにしても、「生と死」に始まり、「魔術師とぺてん師」、「愛と恐怖」と詰めに詰め込んだ見応えたっぷりな作品。

時代は1846年。とはいえ、当時の魔術師とは現代のマジシャン。それを本気でタネを暴いてやろうとする意地汚い人はよくいますよね。うちの親父もそういうタイプでオカルトは信用しないタイプ。オカルトって言っちゃうと本当に魔術を使ってるみたいですが。故事の「矛盾」における矛と盾を試すようなお話が、まさに本作。でも行き着く先は、商業性、エンタテインメントというのがまた皮肉ですよね。まるで自作の芸術性と商業性を物語っているかのようです。
光幸

光幸の感想・評価

2.5
初ベルイマンだがさっぱり意味がわからなかった。マックス・フォン・シドーがかなり若いが既に爺臭い。
しもむ

しもむの感想・評価

4.0
面白かった。
事前に「途中で眠たくなるよ」って聞いてたけど、そんな事無し。

とある町にやってきた怪しき一座。
彼等はペテン師なのか、それとも….
怪しすぎる面々の中でも毒舌な婆さんが特にお気に入り。
マックス・フォン・シドー演じる魔術師の怒りと悲しみが籠もった演技が惹きつける。

音楽でいう所の転調みたいにテイストがコロコロ変わる展開が観てて愉快だし、物語が進む毎に変わってく魔術師の印象も良かった。
ラストは良い意味で裏切られた。
たく

たくの感想・評価

3.6
魔術はまやかしだけど映像の魔術は本物ってことで、ベルイマンの明と暗の映像のコントラストに酔った。

舞台劇みたく役者のプロの演技とカメラワークで進行していくのに、話はいったい何が起こってるのか全くわからないというギャップがすごい。
女性の誘惑のしたたかさと、終盤のホラー的なシーンはものすごく怖かったね。

マックス・フォン・シドーが最後まで喋れないのかどうかハラハラするサスペンスで惹きつけて、最後に救いがあって小話みたく終わるのがいい感じ。

魔術師と言えば、「ファニーとアレクサンドル」で一瞬魔術を使うシーンでびっくりしたのを思い出したね。
喜劇ですが、軽妙な笑いや元気なエロはありません。重厚な喜劇でかつ危うい性という感じで、これ北欧系喜劇の宿命のようにも思えました。素直に笑えないけどクスッとしちゃう。科学信仰の合理主義者と魔術師の対決です。まぁ、ベルイマンって感じでした。
>|