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ラブリーボーンのtoshiのレビュー・感想・評価

ラブリーボーン(2009年製作の映画)
3.1
dTVにて鑑賞致しました。ジャンルはSFで監督がピーター・ジャクソンなのでファンタジーな世界を期待しての鑑賞でございます。

70年代が舞台の作品で、14歳のスージー・サーモンが隣人に殺害されてしまい、この世とあの世をさまよいます。自分の居場所が分からず、且つ殺されてしまった事を恨む念や家族との急なお別れに悲しむかの様に・・・・。そこがファンタジーに描かれております。但し残念なのがどうもスージーがさまよい続けるこのシーンが何かモヤモヤします。また、ちょっと長いです。

彼女の無念をはらす為、父親ジャックが犯人を探し出す為奮闘しますが、それもイマイチな感が否めずモヤモヤが続きます。が、後半スージー家族の誰かが勇敢な行動に出ることでモヤモヤが解消されました。今度はハラハラドキドキでございます。

スージーには好きな彼が居ました。その彼とも急にお別れすることになりますが、彼を思うが為のある気持ちを、死んでしまった後に伝える事が出来るのか・・・。ファンタジーならではの伝え方があることに期待してしまいます。

あらすじを読むと非常に期待が高まる作品でございますが、ちょっと期待はずれなところはあり・・・。但し作品後半ある人物の活躍により犯人探しが一気に加速する個所から楽しめ、そして悪は絶対報われない結末に安堵した作品でございました。
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