らんらん

東京さのさ娘のらんらんのレビュー・感想・評価

東京さのさ娘(1962年製作の映画)
3.0
不動産会社を営む江利チエミは気っ風のいい元気娘
ガソリンスタンドで働く青年吉田輝雄に恋心を抱いているが、それを巡って地元の芸者花奴とはライバル関係
実家の方は運送業を営んでおり、父有島一郎は近くに越してきた美熟女坪内美詠子とラブラブ
一方兄渥美清はやくざ者として未だフラフラしている
江利チエミの恋の行方はいかに!?そして周りが巻き起こすドタバタ喜劇

そんなに期待するわけでもなく、そしてつまらないということもなく、それなりの喜劇かなと
やっぱりまだまだ映画が隆盛な時代なのもあって脇役に至るまでそれなりの役者が出ている点が良い
そして新東宝から松竹に移った頃の脇役菅原文太が見られる作品
あんないかつい顔していて小心な真面目な青年の役、出番も少なく特に語ることもないんだけど、そんな時代もあったのねの一幕かなと

主演の江利チエミはなかなか頑張ってると思う
気っ風がよくて、いつも元気で、やっぱ若い娘はこうじゃなきゃね
江利チエミは明るい元気なキャラクターが似合います、変にかしこまってないのが良いんですよねー

尺も短く気軽に見れた点も良い、特に内容もない映画なのでこれくらいがちょうど良かったです
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