「ゼロ・ダーク・サーティー」「デトロイト」の監督だけあって、えげつねぇ緊張感が漂っていた。
戦争の恐ろしさはもちろん、人間ドラマや戦争によって蝕まれる心の病などが、非常に巧く描かれています。
砂漠での銃撃戦は最近の映画の中でも特に引き込まれましたね!
砂漠の静けさとスナイパーの静止している顔にハエが止まる描写、銃を打った後に切り替わるカメラワークのタイミング。全てが一級でした。
まるで戦場をものともしないジェームスの破天荒な爆弾処理。
その真意も映画の終盤に明らかになる。
「アメリカンスナイパー」でも思いましたが、戦争から離れても戦争に侵された病は、自分に取り憑いてくるんですよね。
本当に戦争は恐ろしい。。
「戦場に出れば生きるか死ぬか
サイコロを振り、あとは分からない」
まだ観てない方はぜひ!